何のために勉強するの？

記念すべきブログ第一号。

初回は、なんともざっくりなテーマ、「何のために勉強するの？」を考えてみたいと思います。しょっぱなから、まじめな話です。すいません。

「勉強しなくちゃいけない。でも、何のため？何の役にたつの？」

勉強が嫌いな子供たちからは、こんな声を聞くことがあります。

また、親として、「勉強しなさい」と子供に言うけど、何のために子供に勉強させるのでしょう。子供が勉強するのは当たり前でしょ、と怒られそうですが、当たり前過ぎて、普段あまり考えないと思います。なので、あえて、です。

テストで良い点を取るため、良い学校に行くため、良い仕事につくため、良い暮らしのため。。。人それぞれ、いろいろありますよね。

勉強することが、より良い未来への第一歩ということは間違いなさそうです。

小学校、中学校と積み重ねて行く学習は、思考のベースとなる大切な要素。そして、自分の興味、関心のあることへ、なりたい自分へ、夢へと向かって、必要な勉強を広げていくのです。

でも、勉強って地道で、時には苦しいものですよね。目の前の勉強が、直接将来につながるようには思えなかったり。継続していくには、それなりの理由が欲しくなります。

理由がはっきりしている人、つまり、その先の目標や目的がはっきりしている人は、夢をかかげて前進できます。でも、ほとんどの人は、そうではないと思います。

そんな時は、すぐに答えが見つからなくてもよいと思います。これから、何のためなのか、を見つける旅に出るのです。



まずは目に見えやすい、小さな目標からスタートするのはどうでしょう。お母さんに褒められる、とか、１日１５分、できたらチョコを食べるとか。そして、身近な目標から、大きめな目標なども設定します。テストで〇点取るなどから、志望校の合格などです。

小さな目標の積み重ねが習慣になり、いつしか大きな目標が達成できます。失敗も成功も経験しながら、そのうち自分のやりたいことを見つければ、それまで蓄えてきた力を発揮できます。目の前の勉強を頑張るところからスタートして、やがては、自分のために、人のために頑張る、そして人生の成功をつかむのです。

なんだか大きい話になりましたが、何のために勉強するのか、を考えるときは、やっぱり子供たちの未来を思うのです。一人の親として、そして関わってきた生徒たちに、目前の壁を突き破り、自ら人生を切り開いて行ってほしい、そう願わずにはいられません。

「勉強しなさい」って本当はあまり言いたくないし、今度言いそうになったときには、「何のために勉強するの」って問いかけてみませんか。どんな自分になりたいか。そんな話が聞けたら、ちょっと嬉しいですよね。