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塾で行うテストを利用して成長して欲しい


 

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塾で行うテストを利用して成長して欲しい

私の学習教室では毎年「計算・漢字コンテスト」を行っています。このコンテストを実施するのには2つの大きな意図があります。子供たちは、それを知ってか、とても頑張って学習してくれます。
テストにはいろいろな出題の意図があります。そのことを念頭にテストをうまく利用して、日々の学習に役立てて欲しいと思います。

毎年学習コンテストを実施しています

先日、小学生向けの学習教室で毎年恒例の「計算・漢字コンテスト」を行いました。
1学年の学習が終了するこの時期に行う、学年の総まとめの計算と漢字のテストです。あらかじめ出題される内容の勉強用プリントを渡しておき、その範囲から問題を出題します。

子供たちはいつもこのテストはすごく頑張ってくれます。9割以上が計算・漢字共に90点以上、満点を取る子も何人もいます。

ただ、このテストで良い結果を出したからといって、賞状授与こそありますが、それ以外には子どもたちにとって、一見何のメリットもありません。
学校の定期テストであれば、良い点をとれば順位が上がり、目に見えて通知表の成績アップにつながります。もちろん、入試などの大きなテストは、学校に入学するために必要なわけです。

そういった目に見える見返りがないにも関わらず、しっかり結果を出してくれることをうれしく思うとともに、子どもたちはなんとなくかもしれませんが、私が実施するコンテストの意味をわかってくれているのだと思います。

私が教室でテストを実施する2つの意味

私は年に2回、夏休みと春休みに教室でテストを行います。そのテストには大きな意味が2つあります。

ひとつは、正しい勉強方法で総復習のための勉強をするということ。もうひとつは、自分の目標や目的のために頑張ることができるようになるということです。


まずひとつめの、復習をするために正しく勉強するということですが、漠然と1年の総学習をするようにと言われても、学習内容が多すぎて何をどうやればよいのか、特に小学生にはなかなか難しいところです。そこで、あらかじめ学習範囲のプリントを配ることで、ポイントを絞って勉強をすることができます。

そして、まずは問題を解いてみて、間違えたところを、再度学習し、もう一度答えを見ないで解けるか確認するという、基本の学習方法を実践することで、勉強の仕方を身に着けます。

次に、自分の目標のために頑張るという姿勢は、私がこのコンテストを実施する大きな意味のひとつです。これからの未来で、自分のために努力したり、頑張ったりすべき時が必ずあるでしょう。そんな時に、最初から無理だとあきらめたり、楽な方に流されたりしないで前に進んでいける、そんな力をつけてもらいたい。その一歩としてのコンテストなのです。

テスト返却後もまた大切

このコンテストでは、あらかじめ予習用に配った内容がそのままテストに出るので、きちんと学習すれば、必ず良い結果につながります。子どもたちにとって、やった分の結果が正直に返ってくるため、嬉しいですし、達成感や自信につながります。

そして、頑張って勉強しているからこそ、間違えたところが気になります。解答をチェックして、間違えたところをもう一度しっかり確認します。

普段の学習から、こういったテストまで、一連の流れが、この先、中学校、高校での学習の基礎になっていくことを願っています。

テストの意図

世の中にはいろいろなテストがありますが、普段のテストは特に、その意味や意図を考えて受けることがとても大切です。何のためのテストか。それによって自分にどういう効果があるかをです。

実施されるテストの意図を考える

世の中にはいろいろなテストがあります。子供たちは普段から学校のテストを受けたり、また、中学、高校では定期テスト、中学、高校、大学への入学試験、入社試験、資格の試験など、この先、ありとあらゆるテストに臨むことになると思います。

テストには、学校で受ける小テストから、一回のテストで結果を出さなければいけないような試験までさまざまありますが、それぞれに実施する意図があります。

例えば、漢字の小テストのようなテストは、学習内容を勉強させ、確認するという意図。英検や漢検のような、実力を測り、評価するもの。高校入試のような、一発で運命が決まるようなもの、などあります。

もちろん高校入試などの入学試験の実施意図は明確ですが、普段のテストは特に、その意味や意図を考えて受けることがとても大切です。何のためのテストか。それによって自分にどういう効果があるかをです。

小さいテストを学力アップのために利用する

学校や、塾で実施される普段のテストは、ほとんどが、学習成果をはかるものです。
それらは、大きく分けて、出題範囲がわかっているものと、わからないものに分けられると思います。出題範囲がわかるのは、学校や塾での小テストや定期テストですね。出題範囲がわからないものは、実力テストと呼ばれるものや、塾が実施する統一テストなどです。

その中でも注目してほしいのが、出題範囲がわかる、比較的小さい普段のテストです。
その理由は、先に記した、私が教室で実施しているテストの意図と同じです。範囲がわかっている定期的な小さなテストは、学習すべきところが明確です。まず、そのテストに備えることで、必要な学力をつける絶好の機会となります。また、その結果からは、苦手なところを見つけつぶしていくことができます。そして、自分から勉強をする姿勢が身に付きます。

実力テストや、その先の入試などに対応するベースとなる学力は、この小さなテストたちへの対処の積み重ねで、大きく差がでることとなります。

そういう訳で、小さなテストの機会をどんどん利用して欲しいのです。

eトレは小さいテストの積み重ね

eトレは短いプリントを解いては採点し、間違えを学習、再度問題を解くという繰り返しです。小さいテストの集まりなのです。細かく分けられた学習内容がプリントになっていて、その学習を積み上げていくわけです。

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